25年地価公示 高宮・大橋、地価上昇より顕著に

 西鉄駅を擁する高宮・大橋エリアも、ここ数年地価の上昇率が顕著となっている。天神~平尾エリアでは5年以上2ケタ増が続く地点も少なくなかったが、高宮・大橋エリアはとくにこの2~4年で上昇率が高まっていった特徴がある。

 平尾駅と高宮駅の中間に位置する「高宮2-10-25」(13.5%)、高宮駅から徒歩10分の日赤通り沿い「大楠1-30-26」(11.1%)は3年連続で2ケタ増となったほか、高宮駅から東に徒歩10分のきよみ通り沿い「清水1-23-11」(12.8%)は2年連続2ケタ増、高宮駅から西に徒歩6分の「高宮3-27-7」(11.6%)は初めて2ケタ増となった。周辺の事例では、賃貸マンションなどの収益物件やマンション開発用地のほか、戸建用地の売買事例も確認できた。

 南区で最も価格(平米単価)が高かったのは「大橋1-14-2」の113万円。上昇率こそ2020年以降10%を下回っているものの、福岡市南部の拠点・大橋の駅前という希少な立地が評価された。大橋駅の東口駅前では、ゆめアール大橋跡の再開発により複合商業施設「OHASHI HILL」が4月18日に先行開業を迎えた。...

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